ベルセルクという本


「ベルセルク」という漫画がありまして
つい先日最新刊(42)が発売となりました

漫画のすごいところは単純にその掲載年月でもあると思っています
今だとワンピース(週刊少年ジャンプ掲載)なんかも僕が20歳前後くらいから(もっと前だっけ?)連載しているので足掛け20年以上だし、こちらベルセルクも1989年スタート(俺11歳だから小学生 wow)という超が付く長期連載
「ガッツ」(どうにも最初は名前がだせぇと思っちゃいましたけど)という男がでっかい剣を持って魑魅魍魎の敵と戦っていくというファンタジーストーリーですが
とにかく各部で涙無しには読めないし男目線的「カッコよさ」が詰まっています
・・・
残念なことに作者の三浦建太郎さんが亡くなってしまい未完のまま終了かとなりましたが、連載を支えてきた事務所のスタッフやアシスタントと親友でもあった漫画家さんが監修してまさかの再開(連載継続)という流れになっているようです

僕の手元にある全巻の多く(35巻くらいまでだったかな)はある意味では僕のものではなく20年ほど前に死んでしまった仲間のモノ

僕の店に遊びに来て、その帰りにバイクの事故で死んでいった

最後の逢ったのが僕で 最後の言葉を交わしたのも僕だった

預かったまま死んじゃったからその後は僕が単行本が出る度に買っている(もちろん人生においてベスト5に入るほどこの漫画自体を気に入っている)
空の上に漫画を持っていくことは出来ないだろうけれど、僕が買うこと読むことは彼に向けての少しでも手向けでもあると信じている
歳も一緒でやんちゃなところもバイク好きだったのもなんだか気が合った

命日がちょうど今月10月27日
嘘みたいに寒い日だったのを覚えている

後日の葬式に「骸骨マーク」のスカジャンをわざわざ羽織って行って(当然)親族さまにドン引きされたな(笑)
まぁ今でも昔も常識がまるっきり備わってないことを思い出した

昨日はライブ明けの日曜日で店の予約も入ってなくて(日曜日なのに!汗)朝から夕方まで軽めにお仕事
途中でこの最新刊を読んで
そんな週末でした

さて、今週はまた大きな山場
特に今日はこれから「無料配布の生地見本セット」作り
先頭発送分を今日中に作り切って乗り切ろうと思っています

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.